CPUによるパワーON/OFF制御

リグの電源ON/OFFは、CPU の制御信号P-ON にて行っています。
CPU (PIC16F873)の#21pin RB0 をLow とすると#14pin RC3 からP-ON 信号が出力されます。
このP-ON信号によってリレーがON となり、電源回路に電源が供給されます。
なお、CPUは、パワーON/OFFにかかわらず、常に5V電源(STBY 5V)が供給されていますが、パワーOFF時は、SLEEP MODE に入りますので、CPUの消費電流は、極僅かになります。
それから、CPU #21pin の電解コンデンサは、POWERスイッチのチャタリング防止用です。詳しくは、CPUのソフトウェアー仕様の項をご覧下さい。
この回路において、DC電源入力を逆接続した場合、電源入力にあるダイオード D1 によって3端子レギュレータ7805に逆電圧は、印加されず、従ってCPUにも逆電圧がかかりません。
CPUが動作しませんので、リレーもON せず、電源回路も動作しないということになり、電源の逆接続から回路を保護できます。