50W 終端型電力計

秋葉原の東京ラジオデパート3F斎藤電気商会で購入した米国 COMPONENT GENERAL社の CBT-40 という 40W RF抵抗(チップ状の抵抗)を用いてダミーロード兼 終端型電力計を製作しました。
一応、抵抗チップは40W 定格ですが、50W 入力でも耐えるようです。
抵抗チップは、大型の放熱板にネジ止めしています。抵抗チップと電力測定用の検波回路は、銅板を切って作ったシールドケース内に納めています。
銅板は、t= 0.4 の薄いもので、半田で接続して箱の形状にしました。

検波回路に周波数特性がありますので、各バンド毎に電力の校正をする必要があります。
VSWR は、HF ~ 50 MHz帯までは、1:1.05 、144MHz帯では、1:1.1 となりました。
しかし、430MHz帯では、1:1.3 以上になってしまいました。抵抗チップそのものの特性は、充分UHFでも使えるはずですので、接続している検波回路の影響と思われます。検波回路をはずし、ダミーロードとしてのみ使用する場合は、430MHz帯でもOKと思われます。