あとがき
以前から、FRMSのようなものが作れたらなぁ~と思っていましたが、コンピュータ側のアプリケーションソフトの開発がネックでなかなか踏み切れないでいました。
しかし今回、一念発起してアプリケーションの作り方を一から勉強して、ようやく何とか使えるものが開発できました。(結構、難しかったですが、頭の体操になりましたHi)
開発言語にはMicrosoft から無償で提供されている Visual Studio Express 版のC#
を使用しています。
私は、当初、Visual Studio の C++/CLI から勉強を始めたのですが、 ::やら
-> やら .やらをいちいち使い分けねばならず、ややこしいのでC# に移行しました。
C#は、あまりポインターを意識せずに書けるので判りやすいです。これから、Visual
Studio を始められる方には、C#がお勧めです。
なお、一応、アプリケーションは完成しましたが、まだまだバグが多いと思いますので、気が付いたところから(そして原因がわかるものからHiHi)改善していこうと思っています。
いままで、クリスタルフィルターの特性を取るためにDDSの出力を周波数カウンターとオシロスコープで観測しながら手書きのグラフ用紙を用いて特性を取っていましたが、このTGESを使用するとあッという間にグラフを描いてくれるので、非常に便利なツールだと(自画自賛)思います。
それから、今回の開発のなかでPIC18シリーズのUSB機能を使うこともトライしてみましたが、単に仮想COMポートとして使うだけでも結構大量のUSBフレームワークをインクルードしないといけないし、なにやら非常に複雑で簡単に使えそうではありません。
ということで、この部分は秋月で売っているUSB-シリアル変換モジュールを使用することにしました。
RS232Cのチャージポンプの代わりにUSB-シリアル変換モジュールにPICの送受信ポートを接続して、あとはUSBドライバーをインストールするだけで、あっけなくUSB接続が行えるので、これも便利ですね。