調整法
本機の調整は、特別な計測器は必要有りません。以下の手順に従って行ってください。
用意するもの
(1) 7メガ帯が送受信出来るメーカ製リグ(出力は5Wあれば充分)
(2) 7メガ用のアンテナ(GPでもダイポールでも何でも可。7メガの送受信が出来ればよい)
(3) ダミーロード
(4) 電鍵(できればエレキーの方が良い)
(5) トリマーコンデンサ用の調整棒
調整法
(1)本機に7メガ用のアンテナを接続する。RITスイッチは OFF にしておく。
(2)本機のIF調整用半固定ボリュームVR1をセンター付近に回しておく。
(3)本機のチューニングダイアルを回して何か7メガ帯の信号を受信してみる。
このとき、BFO調整がまだされていないので、ゴワゴワした低い音調で聞こえたり、逆に高い音調で聞こえるかもしれません。
(4)本機のBFO調整用トリマーコンデンサCT1を回して受信している信号の音調が800Hz程度になるように調整する。
(5)メーカ製リグにダミーロードを接続し、メーカ製リグのダイアルを7015.000kHzに合わせる。
(6)本機のKEYジャックに電鍵かエレキーを接続して、短点を連続送信しながら本機のチューニングダイアルを回し、
メーカ製リグ側で本機が受信できるようにする。(つまり本機の送信周波数を7015.000kHzにするという事です。)
尚、電鍵を押しっぱなしにして本機のチューニングダイアルを回しても周波数は可変されません。必ず短点の連続送信で行って下さい。
(7)メーカ製リグを7015.000kHzでキャリア連続送信状態にする。(出力は5Wもあれば充分です。)
(8)メーカ製リグの信号が受信できるように本機のIF調整用半固定ボリュームVR1を調整する。
(9)本機とメーカ製リグを交互に送受信してみて、お互いに同一周波数で送受信できることを確認して調整終了です。